自分でできるわきがケア3

竹酢でわきが臭を軽減

竹酢液とは竹炭を焼く時に出る煙を冷却して採り出した竹のエキスです。原材料が竹の場合を「竹酢液」と呼び、他の木の場合は「木酢液」と呼んでいます。竹酢液は「ちくさくえき」「たけさくえき」と、どちらでも呼ばれています。

 

竹酢液は殺菌・止痒・消炎・消臭・抗酸化性など様々な作用があることからわきが臭の軽減にも効果があります。

 

透明タイプと不透明タイプがあります。不透明タイプのほうが強力で効きます。竹酢液は燻製の香りである燻臭と、酢酸の強いにおいがするのが特徴です。

 

お風呂に竹酢液を50mlほど入れ、湯舟につかります。はじめ臭いが、気になるかもしれませんが慣れてしまえば気にならなくなります。

 

これでわきが臭がかなりおさえることができます。

ミョウバンでわきが臭を軽減

スーパーなどで売っているぬか味噌に入れて野菜の色を良くする白い顆粒のミョウバンもわきが臭を軽減するのに効果があります。

 

ミョウバンを水で溶いてワキに塗るといつもよりもずっと臭いがしなくなります。

 

通常はペットボトルにミョウバン75g+水1.5リットルを入れて1日以上置いてから、それを更にうすめて使用します。効果があまりない場合には、ミョウバンを水ではなく「緑茶」に溶かしてから使用してみてください。

 

臭いのマスキングと消臭効果を高めるためには、レモンをほんの数滴しぼっていれるのも良いでしょう。

 

これで自家製消臭剤のできあがりです。

梅干や食物繊維でわきが臭を軽減

梅干しには強い殺菌作用と、菌の増殖を抑える効果があります。

 

梅干は口臭を予防するために絶大な力を発揮しますが、梅干しに含まれるクエン酸は、口臭予防だけでなく体臭にも効果があるのです。

 

また、肉類や乳製品、香辛料などがは汗腺類を刺激して汗や臭いを強くすると書きましたが、 食物繊維を多く摂取して、においの素となる物質を排出することも臭いの軽減につながります。

 

食物繊維は便を作る最大要素で、におい物質を自ら積極的に取り込み体外に排出してくれます。 さらに、食物繊維は腸内でビフィズス菌などの善玉菌の餌になるため、結果としてタンパク質の腐敗を予防し、大腸内でにおい物質が作られるのを抑制する効果があるのです。

 

わきが臭を直接軽減するわけではありませんが、体臭軽減ということで参考までに。

重曹でわきが臭を軽減

重曹にはアルカリ性の性質があるため、生ごみや冷蔵庫に発生する酸性のにおいに重曹を混じり合わせることで中和反応し、無臭化できるので、台所用品として重宝されています。

 

体臭についても同じで、からだの表面から分泌されるニオイの成分には、酢酸など酸性の傾向を示すものが多いため、重曹との中和反応でにおいが消されることが期待できるます。 重曹はわきがの原因となるアポクリン汗腺などから分泌される酸性物質を、アルカリ性にすることにより、わきが臭などの臭いを抑制するとされています。

 

また、重曹には殺菌作用もあります。 使い方は、重曹を水にとかして体臭の気になる部分に塗布したり、ワキであれば直接重曹の粉をはたいてもよいですし、重曹石鹸というものも市販されていますのでそれを使ってみるのもいいでしょう。

 

重曹はパンやお菓子の膨らし粉としても使われるものですから、体臭を抑えるために使っても、十分安全と考えていいのですが、使いすぎると逆に臭いをきつくしてしまう場合もありますので、 使いすぎには注意が必要です。

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