わきがのこころの重症者
自分がわきがではないか、臭うのではないか?臭うから嫌われてるのではないか?
そして、それまでの友達づきあいや会社でのつきあいも、自分がわきがではないかという思いから、ひっこみ思案になりがちになり、それがだんだん人と会うのもいやになってくるという人もいます。
こうなると、わきがのこころの重症患者です。
まずは、そうなる前に自分がわきがであるかどうか確かめてみましょう。
よくあるわきがの自己チェックなどでもいいですし、わきがになりやすい体質も参照して下さい。友人・知人に聞きづらいのでしたら家族に聞いてみるのもいいでしょう。
そして「どうも自分はわきがのようだ」ということであれば、臭うから嫌われる原因になる、消極的になるのはわきがのせいと思うより、まずは専門医に相談してみましょう。
考えているより行動する方がよっぽどすっきりするものです。悩んだりストレスはわきが臭を増長させるということも忘れずに。
わきがは手術してまで治すべきなのか?
「たかがわきが臭、別にわきが手術まで受けて治す必要があるのか・・・?」
こんな風に思われている方も多いのではないでしょうか?
わきがの手術を受ける受けないは本人の意思によるものです。
わきが手術とは言え、手術は手術ですから、踏み切れないと思う人も多いでしょう。また、わきが手術にかかる費用を考えるとにのあしを踏んでしまうということもあるかも知れません。
もちろん、気にならない、外国では当たり前、手術などもっての他と思う人にわきがの治療をすすめるつもりはありません。 ですが、わきがの手術を受けようか受けまいかと悩んでいるのであれば、「汗とわきが臭を気にしなくていい生活」というのを想像してみて下さい。
わきが臭が気になって、人前にでるのさえ億劫になったり、わきが臭に神経をすり減らさなくても良くなるのです。
好きなスポーツを楽しめる、夏場も汗や臭いが気にならない、女性ならノースリーブやキャミソールも楽しめる、シャツのわきの下の黄ばみを気にしなくてもいいのです。
人前にでても臭いを気にしなくていい、コンプレックスがなくなる、わきがであるためにがまんしてきたことも楽しめるようになるのです。現在はミラドライのようなメスを使わない治療法もありますので前向きに考えてみることをおすすめします。
わきがや多汗症は命にかかわる病気ではありませんが、わきがを治療することによって今までとは違った人生が開けるのかも知れません。
そんなことも考えてみてくださいね。
わきがと結婚について
わきがと結婚は一見何も関係ないように思われるかも知れませんが、わきがは遺伝するため(100%わきがが遺伝するわけではありませんが)、結婚する相手に 自分がわきがであるかどうか伝えるのを悩んでいる人も多いようです。
わきが治療やわきが手術をうけてもわきがは遺伝するので、結婚して子供が生まれたら、その子に自分のわきがが遺伝するのではないか?子供にわきがが遺伝したら 自分がわきがであることが結婚相手にばれてしまうのではないか?という悩みです。
やはり、そういったわきがの悩みを抱えているのは女性が多いようですね。
この悩みに答えは出せません。なぜなら、相手がいることだからです。結婚相手に自分がわきがであることは前もって知らせておいた方がいいと思いますが、例えば、相手がわきがに対して理解がない場合もあります。
わきがであることを隠して、結婚して子供が生まれて、自分の子供がわきがになってしまった場合、結婚相手になぜ、自分の子供がわきがになるのか 不振に思われている人もいるようです。
わきが手術をしても完全に臭いが消えない人もいるし、結婚してずっと一緒にいたら、わきがかどうか結婚相手もわかっているケースも多いのではないでしょうか?
であれば、自分がわきがであることを結婚する相手に伝えておいた方が、よけいな悩みやストレスをためなくてすむような気がします。あくまでも個人的意見なのですが・・・。